先輩インタビュー

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ケアワーカー若竹寮

なかやまさん(入職2年目)

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入職のきっかけは?

福祉に一番最初に興味を持ったのは中3か高1の時です。YOUTUBEで障害のある子どもや子どもの発達の動画を見たことで福祉や保育に関する興味を持ちました。
高3の進路選択の時は福祉や保育への興味はありましたが、語学、コミュニケーションを学ぶことを選択し、専門学校に進学しました。
就職先を選択する際、地元の上越で子どもに関わる福祉の仕事をしたいと考え、就職先を探しました。
「こども」は自分が幼少期の時から好きで、保育士になりたい、と思っていた時もありました。

今の仕事の魅力ややりがいは?

「こども・自分自身の成長を実感できるところ」です。
「お話が出来るようになったな」とか「毎日、帰寮後に勉強している姿を見て成績にそれが表れたときなど、こども達と日々関わる中で振り返った時にたくさんの成長を感じます。
昨年度は1年目ということで何も分からないことだらけのところから、先輩から色々なことを教えてもらいながら担当の児童を持たせてもらったり、通常業務の他委員会会活動等、様々な経験を通じて少しずつ理解が深まり出来るようになったことが増えたことなど、自分自身の成長も感じています。
こどもたちと同じように自分自身も日々成長出来ている、ということを感じることが出来ているのはやりがいや励みになります。

仕事をする上で大切にしていることは?

大切にしていることは3つあります。
①愛情をもって子どもたちと接することです。養育者として、良いことは褒める、間違っていることはしっかりと伝えるというようにメリハリをつけて関わるようにしています。
②소확행(소소하지만 확실한 행복) 韓国語の略語で「小確幸(小さいけれど確かな幸せ)」という意味です。私は韓国語で知りましたが、もとは村上春樹さんが作った造語だそうです。自分が小学校低学年の時に、夜、「小腹がすいたね」となり家族でテーブルを囲んで卵かけご飯を食べたことがありました。今思い出しても、あの時の卵かけご飯が一番おいしかったと感じます。こども達が大人になった時に「あんなことがあったな。楽しかったな。嬉しかったな。」と感じられるような、日常の中での小さな喜びを大切にしていきたいと思っています。
③子どもの好奇心をつぶさない、ということです。子どもが「やりたい」と思ったことは出来得る限りサポートしてあげたいと思っています。以前、ファストフード店でテイクアウトしたジュースを飲み終わった児童が「このカップの中にお茶を入れて飲みたい」という発信がありました。やらせてみると、子どもから「いつもよりおいしい気がする」という反応が返ってきました。子どもなりの挑戦する力、小さな発見を摘み取ることのないよう、関わっていきたいと思っています。

休日の過ごし方・ストレス発散は?

元々、外に出かけるよりも家で過ごしたり、家の中のものを充実させることの方が好きなタイプ。今は、レコードプレイヤーでレコードを聴くことが好きです。

後輩・求職者へのメッセージ

この間の研修でも学んだのですが、この仕事は「感情労働」でもあり、直にストレスが掛かってくることも少なくないです。だからこそ、自分が子ども達と関わる上で大切にしたいこと、信念を持つということが大切であると感じています。

どんな福祉従事者(養育者)を目指したいですか?

「中山さんがいると安心」「中山さんだったら大丈夫」と子どもたちから思ってもらえるような存在になりたいです。

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1日のスケジュール

早番:7:00~16:00(休憩 12:00~13:00)
日勤:8:30~17:30(休憩 12:00~13:00)
遅番:13:00~22:00(休憩 18:30~19:30)
夜勤:15:00~翌9:00
宿直:16:00~翌9:00

  • 6:30
    起床声掛け
    整容
  • 7:00
    朝食
    児童登校・登園にかかる準備、送り出し
  • 8:15
    園児送り出し
  • 8:30
    泊り勤務者からの引継ぎ
    ユニット内の掃除、記録の確認、関係機関との連絡、学校欠席児童への対応(通院等)
  • 14:30
    児童帰寮(16:00頃まで学年ごとに順次)
    おやつ、学習見守り、遊びの時間(見守り、児童と遊ぶ)
  • 16:00
    幼児入浴支援
    関係機関との連絡、児童面談立会
  • 18:00
    夕食
  • 19:30
    幼児寝かしつけ
    中高生との会話
  • 22:00
    消灯
    以降、夜勤者は2回程度巡視